転職を繰り返すと人生終わり?|5つの仕事を渡り歩いた僕の答え
「転職を繰り返すと、人生終わる」——ネットでよう見る言葉よね。僕はIT・営業・製造・整備・港湾、5つの仕事を渡り歩いてきた人間じゃ。その僕が、後悔しとることと、して良かったことを、盛らずに棚卸しする。これから職を変えるか迷っとる人の、何かの足しになれば。
僕の職歴(ぜんぶ本当の話)
- IT——システムの不具合を探す仕事。向いてなくて、会社も給料未払いに
- 製造(工場)——人間関係は良かったが、薄給
- 営業——やり方も分からんまま、向いてなかった
- 整備——バイトやったけど、面白かった
- 港湾荷役——今ここ。年収約500万やが、人間関係と過酷さで、また転職を考えとる
ハローワーク経由の転職だけで3回。経歴としては、世間で言う「ジョブホッパー(職を転々とする人)」側の人間よ。
後悔しとること——正直、ひとつだけ
遠回りして、お金で損してきたこと。それくらい。
転職を繰り返すたびに、給料も積み上げも一回ずつリセットされてきた。工場の頃は額面20万を切ったこともある。港湾でやっと500万まで来たけど、もっと早うにここへ来とったら、と思わんでもない。お金の面では、遠回りしたぶん確実に損しとる。これは隠さん。
して良かったこと——考え方が、すごく変わった
ほいじゃが、得たもんもはっきりある。職を変えるたびに、知っとる人が増える。いろんな人、いろんな考え方に触れる。デスクワーク(ホワイトカラー)の世界も、現場の世界も、両方の中から見てきた。
その結果、自分の考え方がすごく変わった。ひとつの会社しか知らんかったら、世界はその会社の常識だけになる。僕は5つの「常識」を見てきたけん、視野だけは広うなったと思う。
そして一番の収穫は、遠回りの果てに「自分は体を動かす仕事が合っとる」と気づけたこと。これはやってみんと、絶対に分からんかった。やけん今も、体を動かせて、人間関係に無理なく長く続けられる現場はないか、探しよる。
「職歴バラバラ=不利」は、現場では感じんかった
これも実体験から。職歴の多さが致命傷になった経験は、少なくとも現場系の仕事では無かった。未経験のまま製造に入れたし、港湾にも入れた。現場が見るのは経歴のきれいさやなくて「ちゃんと働くか」やけんね(40代・未経験の話も書いとる)。
20代の自分に、ひとつだけ言うなら
これだけ職を転々として、給料の浮き沈みも未払いも失業給付も経験した僕が、20代の自分に言うなら——
「お金を貯めて、投資をしなさい。そうすれば君の人生はハッピーじゃ」
仕事は変わる。給料も上がったり下がったりする。ほいじゃが、貯めて増やす習慣だけは、どの仕事におっても自分を助けてくれる。転職で収入が不安定になりがちな人ほど、これが効く。僕はそれに気づくのが遅かった。
これは口だけやない。気づくのは遅かったけど、今は自分でも、つみたてNISAを実際にやっとる。お金の勉強はリベラルアーツ大学(リベ大)でさせてもろうた。ひとつ言うとくと——投資そのものを勧めとるわけやない。何が儲かるかなんて僕には分からん。ただ、変なとこで変な物を買わされんように、"ちゃんとした所でお金の勉強をする"ことだけは勧める。「貯めて、増やす側に回る」だけは、現場で働く人間にこそ早う始めてほしい——それが、5つの仕事を渡り歩いた僕からの、いちばんの本音よ。
よくある質問
転職を繰り返すと後悔する?
職歴バラバラは転職に不利?
若い人に伝えたいことは?
これから仕事を辞める・変える人へ。辞めた後のお金の不安は、数字にすると小さくなるよ。
▶ 失業給付シミュレーターで試算する(無料)