営業に向いてなかった僕が工場に転職した理由|現場で気がラクになった話
「営業がしんどい」「自分は営業に向いてないかもしれん」——もし今そう感じとるなら、先に結論から言うわ。営業が苦手でも、それはダメ人間ってことじゃない。人には向き不向きがあるだけ。僕は実際に営業から工場(製造)の仕事に移って、そこで気持ちがすごくラクになった。この記事は、その実体験の話。きれいごとは書かん。
なぜ営業から工場に移ったのか
もともと僕は、別の仕事をしとった。でも、その会社が給料の支払いでもめて、辞めることになったんよね。そこから知り合いの紹介で、ある製造業の会社に入った。最初は工場で、ものを作る仕事やった。
ところがしばらくして、社長に「君は営業に向いとるよ」と言われて、営業に回されることになった。今ふり返ると——これがけっこう大きかった。自分から望んで営業になったわけやないんよね。
営業時代、いちばんしんどかったこと
正直に言う。僕は、営業のやり方をちゃんと教わったことがなかった。
最初に一度だけ、大きい取引先に挨拶へ連れて行ってもらった。「この人が今度の担当です」「納品もよろしくお願いします」って。でも、そこで終わりやった。あとは自分一人で、商品を持って行って、受付みたいなところに置いて帰る。それしかできんかった。
どうアプローチしたらええんか、何を話したらええんか、まったく分からん。飛び込んでいく自信もなかった。そうすると、だんだんやる気も出んくなる。やる気が出んけん動けん、動けんけん結果も出ん。完全に悪循環やった。これが、ほんまにしんどかった。
工場(製造)に戻って、どう変わったか
結局、営業はうまくいかんくて、その仕事は辞めた。で、また体を動かす現場の仕事に戻ったんよ。そしたら——気が、ラクやった。
- ものを作っとる方が、性に合っとる
- やることが決まっとるけぇ、「どうしたらええんか分からん」がない
- 人間関係も、営業ほどぎくしゃくせん。黙々と作っとればいい時間が多い
「あ、自分はこっちのほうが合っとるんやな」って、はっきり思えた。頭で抱え込んで動けんくなる、あの感じが減ったのが、いちばん大きかったかもしれん。
正直に言う。工場にもダメなところはある
ええことばかり書いても嘘くさいけぇ、正直に書く。
- 給料は安かった。額面で20万にいかん時期もあった
- 会社にもよるけど、自由すぎて、ある意味ゆるい・無秩序になりがちな面もあった。品質の管理が、ちょっと疎かになっとる部分もあったと思う
「営業を辞めて現場に行こうか」と迷っとる人へ
結論。現場、意外といける。未経験でも全然いけると思う。石の上にも三年、とまでは言わん。少し頑張れば、ちゃんと仕事はできるようになる。
何より、体を動かす仕事は、気分的にラクなんよ。営業が向いてなかったあなたが、ダメなわけやない。ただ、合う場所がほかにあるだけ。それを、僕は遠回りして知った。